
高砂市 シロアリ被害 調査と駆除
高砂市のシロアリ被害調査と駆除 | 街のまごの手サービスHATA
シロアリは木材を主な食料とする害虫ですが、加えて畳もその被害対象となります。特に湿気の多い環境では、シロアリの活動が活発化し、そのため、畳やその周辺の木部に深刻な被害をもたらすことがあります。
シロアリによる畳の被害とその兆候
畳がシロアリに食害されると、以下のような兆候が現れることがあります:
- 畳の表面に小さな穴や食べかす:シロアリが畳内部を食害する際、表面に微細な穴や粉状の木くずが見られることがあります。ただし、それなりに大きくならないと発見しずらいです。
- 畳の柔軟性の変化:通常よりも畳が柔らかく感じられたり、踏むと沈むような感触がある場合、内部がシロアリに食害されている可能性があります。または、根太や大引きなどが食害され重傷の場合もあります。
- 異臭の発生:シロアリの活動により、畳から湿った土のような独特の臭いがすることがあります。これは、比較的匂いがするので分かり易いです。
これらの兆候を発見した場合、出来る限りの早急な対応が必要です。一方で放置すると被害が拡大し、畳だけでなく床下の構造材にも影響を及ぼす可能性があります。
畳寄せの重要性とシロアリ被害
畳寄せとは、和室の壁と畳の間にできる隙間を埋めるための見切り材のことを指します。この部材は、畳と壁の接合部を美しく仕上げるだけでなく、更には、隙間からの害虫の侵入を防ぐ役割も果たします。しかし、畳寄せ自体が劣化したり、施工不良があると、シロアリの侵入経路となる可能性があります。
今回の現場は、結局畳寄せがほぼ全滅していました。
シロアリの侵入経路『蟻道』とその特徴
シロアリは光や乾燥を嫌うため、土壌や木材のカスに排泄物や分泌物を混ぜて作る「蟻道」と呼ばれるトンネル状の通路を作り、外部から建物内部へ侵入します。また、この蟻道は床下の大引きや基礎部分に沿って作られることが多く、したがって発見はシロアリ被害の重要なサインとなります。なので、定期的な床下点検を行い、蟻道の有無を確認することが被害予防につながります。
蟻道を見つけるには、家の床下や庭で土が不自然に盛り上がっている場所を探します。また、木材や基礎コンクリートに茶色い土のトンネルが見つかれば、蟻道である可能性が高いでしょう。ただし、床下点検は注意が必要です。
シロアリ被害の対策と当社のサービス
当店では、シロアリの被害調査から駆除まで一貫して対応可能です。お客様のご要望に応じて最適な施工方法をご提案し、さらには、被害の程度や建物の状況に合わせた適切な処置を行います。また、畳に被害がある場合は、新調や修繕のご相談も承っております。
※畳の食害が見受けられる場合、結論から言うとその部屋の畳はすべて新調されることをお勧めいたします。
各種サービス事業とお問い合わせ
当店では、シロアリ対策以外にも多岐にわたるサービスを加古川市/高砂市/播磨町/稲美町/神戸市/姫路市にて提供しております。詳しくは各種サービス事業をご覧ください。また、ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
シロアリによる畳や建物の被害は、早期発見と適切な対策が重要です。しかし、出来る限り定期的な点検と専門業者による適切な処置で、大切な住まいを守りましょう。街のまごの手サービスHATAは、皆様の安心・安全な暮らしをサポートいたします。

シロアリにも好き嫌いが?
シロアリは、柔らかく水分を多く含む木材を好みます。木材の主成分であるセルロースとヘミセルロースを栄養源としており、食べやすい木材を好んでいます。
シロアリが好む木材の例
- アカマツ、クロマツなどのマツ材
- モミ材
- SPF材
- ホワイトウッド
- ツガ
- ブナ
シロアリが好まない木材の例
- スダジイやタブノキなどの硬い広葉樹
- ヒバやヒノキ、スギなどの匂いの強い木材
シロアリは、当然ながら湿度の高い床下や雨漏りのある屋根裏、浴室・トイレ・洗面所などの水回りの木材を好んで食べます。
シロアリ被害を防ぐには、要するに木材を十分に乾燥させてから使用し、さらに通気性をよくして湿気がこもらないようにすることが重要です。更には防蟻処理も重要な処置です。

床(土)から伸びた蟻道が木材まで伸び木材を食害していきます。そして付近を食害し尽くすとどんどん移動していきます。

おおびきの蟻道
トンネルを壊すと木材に通路が出来ています。これが蟻道の中です。

現役シロアリの動画はこちら⇒今回のシロアリ
床下から蟻道を造り、木材まで到達すると白蟻は木材を食べ尽くしていきます。
しかし、木材の種類により、食害の受け易さの違いがあります。



























